2009年06月

赤面症の克服には、考え方の変換が必要ということです。
いろいろな書籍やインターネットなどで調べると、「あがり症」や「赤面症」は「対人恐怖症の症状の一つで……」等という記載が多く、「医師に診て貰う必要がある」とか「カウンセリングを受ける必要がある」などの記載があるようです。
しかし、ネットをよくよく調べて見ると、赤面症の克服には、実はこの「赤面症が病気である」ということをまず否定することが必要なのだということが分かります。
赤面症は決して病気ではなく、「赤面症の人」は他の人よりちょっと繊細なだけなのです。
しかし、あがり症の克服と赤面症の克服は違うことにも注意は必要ということです。
あがり症と赤面症は対になって発現することが多いので、あがり症を克服すれば赤面症の克服になると考えるのですが、ネットを色々調べてみると、これは違っているということが分かります。
なぜかというと、あがり症と赤面症は発症する原因が違うのです。
あがり症の原因は「失敗してはいけない」と過剰に意識することが原因で、「失敗してもいいや」と考えることによって、かなり解消することができるということです。
一方、赤面症は赤面しないようにしようと思えば思うほど赤面してしまいます。
赤面症は、赤面しないようにと考えれば考えるほど赤面してしまう悪循環に陥ってしまうのです。
ですから、この赤面症の克服には、まず赤面症を知ること、次に自分を見直すこと、それらを通じて自分へ働きかけることが必要です。
赤面症の克服のためには、

・赤面症を知った上で
・自分の赤面症をよく知ること
・そうした上で自分の赤面症の状態をよく知ること
・そしてそれに対応すること

が必要になります。
赤面症を治そうとするのではなく、自分を変えることが赤面症の克服になるということなのです。

あがり症は赤面症を伴うことが多っく、そういった意味ではあがり症と赤面症は深い関係があるといえます。
あがり症と赤面症は対人恐怖症といわれることがあるようなのですが、一般的には対人恐怖症ではなく、むしろ対人関係が苦手な人ということになるでしょう。
あがり症と赤面症は、対になって発現することが多いようです。
まず、あがり症は、人とのコミニュケーションをとろうとするときに、失敗をしないように、ミスをしないように、と過剰に緊張をしてしまい、うまく話せなかったり汗をたくさんかいてしまったりという症状になるということです。
赤面症は、人とのコミニュケーションをとろうとする、あるいはコミニュケーションを想像した際に顔面に血が上ってしまい、赤面症状になるのです。
ネットを調べてみても、あがり症と赤面症は、医学的になぜ起こるのかは合理的な解明がされていないようです。
あがり症と赤面症は、もっぱら精神的な原因によるものとされており、あがり症も赤面症も自分自身で思いこむことによって、緊張したりすることが原因なのです。
ですから、あがり症と赤面症は、対になって発症することがおおいのです。
対人恐怖症の症状ではあるのですが、あがり症や赤面症といわれる場合は、対人恐怖症というよりは自分が人とのコミニュケーションをとるのが苦手で、失敗するのではないか、と思いこんでいるのが原因とも考えられているようです。
あがり症の治療には薬を使うこともあるのですが「あがり症や赤面症が自分の思いこみによって起こっているのだ。」ときちんと認識することで、あがり症と赤面症は解消することもできるというこなのです。

インデラルという薬が、あがり症に効果があるということなので、調べてみました。
インデラルというのは、薬としての名称で、プロプラノロール塩酸塩が主成分ということになります。
同じ成分のジェネリックとして、シノロールという薬もあるようです。
インデラルの主成分であるプロプラノロール塩酸塩は、心臓を休ませる作用があり、不整脈、高血圧、心筋梗塞、緑内障、偏頭痛などの治療に使われるそうです。
あがり症の薬として使用した場合は、緊張からくる心拍数や血圧上昇などをインデラルで抑えることができるという訳です。
あがり症自身は、本質的には精神的なものが大きく、治療が必要な症状とはいえないということのようですが、あがり症と思いこんでいる人にとっては深刻なものとなります。
そこで、あがり症の方は、医者に相談したり薬を探したりする訳ですが、あがり症とインデラル（プロプラノロール塩酸塩）はあがり症と関係が深い薬なのですですが、インデラル（プロプラノロール塩酸塩）は医師の処方が必要な薬です。
このインデラル（プロプラノロール塩酸塩）はβブロッカー（β遮断薬）と呼ばれる系統の薬で、心拍数を抑える効果がありますが、用法や用量は医師に処方してもらう必要があります。
インデラル（プロプラノロール塩酸塩）をネットで検索してみると、インターネットで個人輸入代行者が取り扱っているようです。
このインデラル（プロプラノロール塩酸塩）は日本では未承認薬で、ネットでの売買行為は、直接薬事法に触れるものではないようなのですが、事故が起こった場合のサポートはどこからも受けることはできないというリスクがあります。
インデラル（プロプラノロール塩酸塩）を個人でネットから購入した場合は、全てが自己責任になるということです。
あがり症とインデラル（プロプラノロール塩酸塩）は、あがり症の人には無くてはならないものかも知れませんが、あがり症とインデラル（プロプラノロール塩酸塩）が特効薬なのではありません。
あくまで対症療法として使えるというだけなのです。
これまでにも書きましたが、あがり症自体は病気ではないのです。
ですから、あがり症とインデラル（プロプラノロール塩酸塩）は切っても切れない関係にある、という訳では決してないのです。
あがり症は自分の気持ちの持ちようで変わってくるともいえます。
あがり症への対処としてインデラル（プロプラノロール塩酸塩）などの薬に頼るのではなく、まずは自分自身の心の持ち方などの改善から目指すべきでしょう。