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脂質異常症(高脂血症)とは

人間にとって食事はエネルギー吸収に欠かせないものですよね。
生命を維持するためだけではなく、人が生きる喜びを得るためにも食事は重要なものです。
誰でも「美味しい物を食べたい」という欲求はありますが、毎日美味しい物ばかり食べていては栄養が偏ってしまい、結果として体に異常をきたしてしまいます。
特に近年「メタボ」という言葉を良く耳にするようになってきました。
栄養のあるものばかりを食べることによる影響としては、皮下脂肪や内臓脂肪が増加するということが挙げられます。
それだけではなく、美味しい物を取りすぎると、結果として脂質異常症(高脂血症)になってしまいます。
脂質異常症(高脂血症)とは、血液中の脂質の割合が増加してしまう症状で、コレステロールや中性脂肪の多い状態になります。
血液中の脂質は

・コレステロール
・中性脂肪
・リン脂質
・遊離脂肪酸

の4種類が含まれていますが、この中でコレステロールが動脈硬化の原因となり、血液の流れを遮断してしまい、脳梗塞や心筋梗塞の原因となっていきます。
また、中性脂肪は直接的には動脈硬化を引き起こしませんが、中性脂肪が増えると善玉コレステロールを減少させ、悪玉コレステロールを増加させてしまいますので、やはり問題のあるものです。
脂質異常症(高脂血症)は、先にも書きましたように食事によって引き起こされ、運動不足によって加速するということも言えると思います。
ですから、脂質異常症(高脂血症)である、或いはコレステロール値が気になるという場合は、まず、コレステロールの値を上げる食事やコレステロールを多く含む食事を控えることから始めなければなりません。
コレステロールは脂肪を多く含む食事や糖分を含む食品に多く含まれていますので、コレステロール値が高い人はこれらを避け、コレステロールを減少させる野菜や海草類、きのこ類を多く取らなければなりません。
脂質異常症(高脂血症)は一旦発症すると生活習慣病の名称のとおり、生活習慣と深く関係しているので、中々治すことが困難な病気といえると思います。
また、どこかが痛むとか苦しいとかいう直接的な症状が出にくいので、食事内容の改善や運動を継続していくのが難しい部分もあると思います。
私自身、健康診断で最初に脂質異常症(高脂血症)という結果が出たときにも、なんら症状はないし、食事もおいしく食べることができていたので、不思議な感じがしました。
なので、脂質異常症(高脂血症)という検査結果が出たら、症状が出る前に、すぐに食事の改善にとりかかるようにしましょう。

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