赤面症の克服は考え方の変換から

赤面症の克服には、考え方の変換が必要ということです。
いろいろな書籍やインターネットなどで調べると、「あがり症」や「赤面症」は「対人恐怖症の症状の一つで……」等という記載が多く、「医師に診て貰う必要がある」とか「カウンセリングを受ける必要がある」などの記載があるようです。
しかし、ネットをよくよく調べて見ると、赤面症の克服には、実はこの「赤面症が病気である」ということをまず否定することが必要なのだということが分かります。
赤面症は決して病気ではなく、「赤面症の人」は他の人よりちょっと繊細なだけなのです。
しかし、あがり症の克服と赤面症の克服は違うことにも注意は必要ということです。
あがり症と赤面症は対になって発現することが多いので、あがり症を克服すれば赤面症の克服になると考えるのですが、ネットを色々調べてみると、これは違っているということが分かります。
なぜかというと、あがり症と赤面症は発症する原因が違うのです。
あがり症の原因は「失敗してはいけない」と過剰に意識することが原因で、「失敗してもいいや」と考えることによって、かなり解消することができるということです。
一方、赤面症は赤面しないようにしようと思えば思うほど赤面してしまいます。
赤面症は、赤面しないようにと考えれば考えるほど赤面してしまう悪循環に陥ってしまうのです。
ですから、この赤面症の克服には、まず赤面症を知ること、次に自分を見直すこと、それらを通じて自分へ働きかけることが必要です。
赤面症の克服のためには、

・赤面症を知った上で
・自分の赤面症をよく知ること
・そうした上で自分の赤面症の状態をよく知ること
・そしてそれに対応すること

が必要になります。
赤面症を治そうとするのではなく、自分を変えることが赤面症の克服になるということなのです。