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高血圧の治療は塩分のコントロールから

「血圧が高めの方に適する」と厚生労働省から特定保健用食品として認められました


血圧は、運動時や緊張した時などでは一時的に高血圧になりますから、血圧の数値は数回の測定の平均値を対象とします。
これは生理的な反応であり、高血圧の概念とは違ったものです。
高血圧といわれる症状の原因としては、普段の食事から摂取する食塩と関係していると言われています。
これは多くの研究や統計などから指摘されており、1988年に発表されたINTERSALT研究では、世界32カ国、52の集団に対する研究の結果でも、食塩を多く摂っている人ほど血圧が高いということが証明されています。
しかし、食塩感受性には個人差というものがもちろんあります。
食塩を多く摂ってもそれほど血圧が上がらない人もいるわけです。
食塩による血圧上昇の程度を測ることは、日常的には簡単ではないのですが、やはり、食塩の摂取量は減らすべきだということです。
というのは、食塩の取り過ぎによって、胃がんになりやすいというリスクもあるからです。
ちなみに、食塩と胃がんのリスクについては、厚生労働省の研究によると、食塩摂取量によるグループ分けで、男性については食塩摂取量が最も多いグループで、胃がんリスクが最も少ないグループの2倍高いというデータがあるそうです。
高血圧の治療方法としては、減塩ということがキーポイントになるということです。
もちろん、医師の診断により薬が処方されれば、その薬を飲んで血圧を下げるということになります。
ところで、私の母親も高血圧気味で医師に処方された薬を飲んでいますが、この薬というのが高血圧を改善するというより、毎朝血圧を測り、血圧が高ければ飲んで一時的に血圧を下げるという作用をするもののようです。
従って、高血圧の治療には生活習慣の改善が大切であるため、食事に対する減塩が高血圧を治療するための近道だと思います。

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